SVC当日(4日目)

さて、JTPAシリコンバレーカンファレンス2009当日。

カンファレンス形式は初の試みということで、実験的な性質が強かった。例えば、講演やパネル内容の品揃えの多様さ。エンジニア対象のものもあれば、アントレプレナー対象のもの、研究者対象のものもあった。前回までの参加者は学生・20代前半中心で20人ほどだったのが、今回は幅広い年齢構成で120人。幅広い内容を提供して、次回へのフィードバックを得ようということだろうか。とても面白い試みだと思う。

梅田さんの基調講演の影響は大きかった。時代の力(世界経済危機、日本の価値、専門分野の成熟度(e.g. IT))衰退の話と、個人の力のITによる増幅の話を聞いたあと、我が身を振り返って考えている人が多かったようだ。ランチタイムと懇親会でできるだけ多くの参加者と話したところ、20代の人はUSへの大学院留学を検討し始めている人が多く、より年上の人は自分の目指すビジョンに、成熟領域から攻めるか新規領域から攻めるかを考えている人が多いと感じた。