SVC企業訪問レポート(5日目)

渡辺千賀さんブランチ

千賀さんだけでなく他のJTPA関係者の方々も加わって、和んだ感じでお話を伺うことができた。Googleでの開発現場のお話や、Stanford医学系での研究現場のお話、Bay areaに長く住んでいる方のお話など、いろいろ興味深いお話を聞くことができた。

ちょっと気になったのは、前日のカンファレンスの雰囲気を引きずっていたこと。JTPA側は、「SVで働くためにはどうすればいいか」を伝えようとしているのに、参加者側は「今抱えている迷いの答えを求めて」やって来ているというギャップを感じた。もちろん全員ではないけれども。

カンファレンスが新興宗教のイニシエーションみたい、という冗談(?)があったが、そもそも参加者側がイニシエーションを求めていた、という側面もあったのかも。

■ ElementeoのAnshul君訪問

ブランチ後は、元素記号学習カードゲームElementeo(http://www.elementeo.com/)を作った15歳のCEO、Anshul君を訪問。昨年10月にNHKスペシャルデジタルネイティブ」に出演していた際には、SNSを活用してカードデザインなどを実現し、13歳で起業するというすごい少年として紹介されていた。
実際にどんな子なのか気になったのでメールしてみたら、丁度カンファレンスの時期に会うことに。

Anshul君の印象としては、見た目は少年なんだけど、受け答えはとてもハキハキして見た目以上の年齢に思えた。なんで起業したの?という問いには、「教育+ゲームにはすごく可能性があると思うんだ。その分野でアイデア思い付いた時、世界中に広めるために便利な手段が起業することだったんだ」とのこと。打てば響く感じで、話していて楽しかった。
途中からお父さんも一緒にお話したのだけれども、このお父さんはAnshul君のよきビジネスパートナーだなあと感じた。

日本で売るにはどうすればいい?と聞かれたので、「ゲームのシステムはそのままでいいと思うけど、絵柄が日本人受けしなさそうだから、FFやアニメみたいなデザインにしたら?」と言ってみた。よくわからなかったようなので、Google画像検索でサンプルを出してみたら、固まってたw
FFの場合は「これは男?女?キャラクターが細い。。」アニメの場合は「目が、、でかくね?でかすぎね?」という反応だった。

帰国後、ボードゲーム仲間とElementeoをプレイするのが楽しみだ。