演劇鑑賞@Berkeley

英語の先生夫妻から、演劇鑑賞に招待して頂きました。まずは大学北側のGreat Chinaで夕食。ランチでしか来たことが無かったんですが、すごく混んでました。walnut prawnsがとても美味しかったです。

少しPeets Coffeeで談笑してから、Aurora Theaterへ。Berkeley在住の方は、本当にPeetsが好きですね。私達夫婦も、あの濃いコーヒーは大好きです。豆はちょっと高いですが。。

演目は"Betrayed"。イラク戦争後のイラク人通訳の葛藤を描いた演劇で、時間は2時間ほどでした。とても小さなシアターで、舞台と観客の距離が近いので、臨場感あふれる演技が楽しめました。嫁さんも大体のストーリーは追えたようです。


この演劇では、2つのBetrayedが交錯していました。1つは、「イラク人通訳-その他のイラク人」のもの。生活のためとはいえ、イラクをボロボロにしたUSに協力していることで、通訳達はイラクの人々から追い詰められていきます。もう1つは、「US-イラク人通訳」間のもの。戦争前からUSに憧れ、複雑な心境の中で通訳として貢献を続けても、結局何も得られない。。USでの演劇なのでマイルドな表現になっていましたが、それでもなかなか考えさせられる演劇でした。先生とも話しましたが、第二次世界大戦後の日本でも、同じような状況があったのでしょうね。