大企業が新しいものを生み出す時代の終焉

渡辺千賀氏の記事、ICTでのイノベーション・クリエータ主役交代を読みました。

NTT/NGNのコラムというのが奇妙な感じがしますが、とても正確に大企業の現状をまとめています。以前から言われていたことであっても、「研究開発の高速道路」がシリコンバレーを中心とした英語圏に敷設されている現状を加味して考えると、危機的な状況だというのが良く分かります。

現状として、日本のITベンダ大企業は「日本向け販売チャネル」として利用されている便利屋さんです。正直、悔しくないのかなと思います。そんな中、JTPAカンファレンス参加者の方が書いた興味深い記事↓を読みました。

Where do you think is the next Silicon Valley?
Answer. Tokyo.
...

英語圏の「研究開発の高速道路」を日本に引っ張ってこようという話なのか、日本独自の高速道路を構築しようという話なのかは不確定だと思いますが(前者に一票)、実現のポテンシャルはまだあると思います。JTPAでは技術者1万人シリコンバレー移住計画を出していますが、ネット上での論理移住を実現できないだろうかと考えています。

#いい加減、私も英語Blogに移行すべきですね。