不況と「コップ半分の水」の話

recessionや不況といった文字を目にしない日は無いような感じです。SFベイエリアのIT企業・ベンチャーも例外ではなく、Googleに投資して大成功したベンチャーキャピタルSequoia"R.I.P. GOOD TIMES"と言ってしまうような勢いで、とても苦しいようです。

ですが、今の状態はクラウドコンピューティング(cloud computing: 昨日のcrowdとは別。)やSaaSを推し進めようとする企業にとっては、千載一遇の大チャンスだと思います。

不況の時こそNetSuiteには成長のチャンスがある--ネルソンCEO

NetSuiteのポジショントークだということは差し引いて考えても、現状としてクラウドSaaSといった「サービス化」のもたらす『コスト削減・利用効率向上』といった恩恵が渇望されているのは事実だと思います。顧客企業に余裕があると、「過去導入事例が無いと、、」とか、「実績が、、」、「可用性・信頼性が、、」という流れになって導入が難しいと思いますが、余裕の無い今なら敷居が低そうです。

というか、「不況だから」という大義名分を使って今のうちに体質改善できるかどうかが分かれ目になると思います。ふと、「コップ半分の水」の話を思い出してしまいました。私としては常にpositive側に居たいものです。