風を感じられなくなったらお終い

先日、ブランチに参加させていただいた渡辺千賀さんの記事が話題になってますね。

「海外で勉強して働こう」
http://www.chikawatanabe.com/blog/2009/04/future_of_japan.html
1)日本はもう立ち直れないと思う。
2)海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。

1)に反応している方が多いようですが、私が最も重要だと思うのは、

伸びてる場所を海外に見つけよう、という話しです。

という部分です。これは、SVCでの梅田さんの講演にも通じるものがあります。

「自分の力と時代の力」
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20090323

  • 時代の力(世界経済の力, 日本の力, 自分が得意領域としている技術の力(e.g. IT))
  • 自分の力

ここで言う時代の力がスローダウンしているというのは、特にIT技術系の方は痛感しているのではないでしょうか。千賀さんのメッセージは、「世界のどこかでは風(意図的に s/力/風/g)が吹いている場所があるだろうから、そこに行ったらいい。風を感じるセンスを失ったらお終いだよ」ということだと思います。私はSF bay areaに来て7ヶ月目ですが、こちらでの研究活動や企業訪問を通じて、日本で感じていたモヤモヤが晴れてきて、風がわかり始めてきました。日本に戻ってこの感覚を失うことをとても恐れています。




別件ですが、SVCでご一緒した西塔君が「『シリコンバレーから将棋を観る』全訳プロジェクト」で頑張っているそうです。ガンガレ!超ガンガレ!

シリコンバレーから将棋を観る』全訳プロジェクト
http://d.hatena.ne.jp/Moto_M/20090504/1241383295